ナイトレーズ効果なし・後悔した人が知るべき原因と次の対処

公開: 著者: 編集部

監修: 尾崎 宥文

院長

日本美容外科学会(JSAS)会員

監修:尾崎 宥文(AI Beauty Clinic 院長 / 美容外科医) 京都大学医学部医学科卒業。日本赤十字社医療センター、東京大学医学部附属病院 麻酔科・痛みセンターを経て、AI Beauty Clinic 院長に就任。美容外科・美容皮膚科を専門とし、自由診療のいびきレーザー治療を提供している。


ナイトレーズで効果が出なかった場合、その理由は「適応外」「回数不足」「鼻いびき型」「肥満型」「効果消失」の5つのケースに分けられます。ケースによって次の行動が異なるため、まず自分がどれに当てはまるかを確認することが重要です。

当院のナイトレーズは、いびきを対象とした自由診療のレーザー治療です。中等症以上の睡眠時無呼吸症候群(SAS)の方も、当院を含むいびき・睡眠外来での精密検査(簡易検査・PSG)を経て、CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)等の標準治療と併用することで、レーザー治療のメリット(いびき音の軽減・QOL向上)をご享受いただけます。


ナイトレーズで効果が出なかった理由——5つのケースで整理

ナイトレーズの効果を実感しにくい背景には、大きく5つのケースがあります。それぞれに対して 追加施術・複数回プロトコル・CPAP等との併用・鼻疾患治療との組み合わせ・生活習慣改善 といった適切な次の一手があり、原因を正しく見極めることで多くの方が改善への道筋を描けます。

ナイトレーズの仕組みや適応の詳細については、ナイトレーズ(NightLase)の仕組みと効果もあわせてご覧ください。

ナイトレーズが効果を発揮しやすい患者像

Picavet 2023 RCT(欧州耳鼻咽喉科学会誌、PMC9813098)では、以下を満たす患者で有意な改善が報告されています。

  • AHI(エーエイチアイ:1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数) が15未満
  • BMI が30以下
  • ESS(エス・エス:エプワース眠気尺度、日中の眠気を評価するスコア) が9以下

この基準を満たす方ほど効果を実感しやすい傾向がありますが、基準外の方にも CPAP等の標準治療との併用・複数回施術・鼻疾患治療との組み合わせ によって、「いびき音の軽減」「就寝環境の改善」「同室者との睡眠の質改善」といったメリットを実感いただけるケースは多くあります。また、「効果がない」と感じるタイミングも個人によって異なります。施術直後・数ヶ月後・1〜2年後と時期がさまざまなため、原因の整理と適切な次の一手(追加施術・メンテナンス・治療併用)を選ぶ上で、時期の整理も重要です。

下記に5つのケースを詳しく説明します。

ケース1——中等症以上のSASが主因(併用でメリット享受可能)

中等症以上の睡眠時無呼吸症候群(SAS)が主な原因の場合、ナイトレーズ単独では無呼吸そのものの完全解消は難しい可能性があります。ただし、CPAP等の標準治療との併用でいびき音の軽減・QOL向上といったメリットを得られるケースが多く報告されています。

ナイトレーズは、軟口蓋(なんこうがい:のどの天井の奥にある柔らかい部分)口蓋垂(こうがいすい:のどちんこ) の粘膜をレーザーで加熱・収縮させることで、喉の緩みによるいびきを改善します。SASが主因の場合は気道が物理的に閉塞するメカニズムが異なるため、粘膜を引き締めるだけでは無呼吸の解消は難しいものの、CPAP等の標準治療との併用でいびき音の軽減・QOL向上などのメリットをご享受いただけます。

以下の症状がある方は、CPAP等の標準治療との併用検討サインとなります。

  • AHI が 15 以上(検査で確認されている、または指摘されたことがある)
  • ESS が 9 以上(日中に強い眠気がある)
  • 寝ている間に呼吸が止まっていると指摘されたことがある

これらに当てはまる方は、当院を含むいびき・睡眠外来での精密検査(簡易検査・PSG)を受けた上で、CPAP等の標準治療とナイトレーズの併用をご検討いただけます。適応の詳細についてはナイトレーズの適応・向いている人・向いていない人もご参照ください。

ケース2——施術回数が足りていない

1〜2回の施術で判断した場合、回数不足が原因であることがあります。

標準的なナイトレーズのプロトコルでは、複数回の施術を一定間隔で受けることが想定されています。1回目で劇的な変化を感じる方は少なく、効果は段階的に現れる傾向があります。アイシークリニックが実施した経験者300名への調査(PRtimes公表データ)では、83%が効果を実感した一方、62%が持続性に不安を感じたと回答しています。

ただし、回数を重ねても全く改善がみられない場合は、別のケース(特にケース1・3・4)の可能性を医師と相談することが必要です。漫然と施術を継続することはお勧めしません。

ケース3——鼻づまりが主原因の「鼻いびき型」だった

ナイトレーズは咽頭(喉)の粘膜に照射する施術であり、鼻腔が原因のいびきには直接作用しません。

アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎・鼻中隔湾曲症などによる鼻づまりが主な原因の場合、まず耳鼻科での鼻疾患治療を行うことが先決です。2025年のメタ分析(Journal of Clinical Medicine、PMC12194654)でも、「鼻咽頭の慢性炎症やアレルギーを持つ患者」が効果不十分群の特徴として挙げられています。

鼻の状態が整った後であれば、咽頭の緩みが合併している場合にナイトレーズを改めて検討する余地が生まれることがあります。

ケース4——BMI高め・肥満型(体重による気道狭窄が主因)

2025年メタ分析(PMC12194654)では、BMIが30を超える方や頸部(首)の周囲長が40cmを超える方で効果が出にくい傾向が報告されています。

脂肪による気道狭窄は、軟口蓋の引き締めだけでは補いきれない場合があります。こうした方には、まず体重管理を優先することが、いびき全体の改善に有効です。軽度の喉の緩みが合併している場合は、体重管理と組み合わせた上で施術を選択肢として検討することもありますが、個人差があります。

ケース5——効果の持続期間が過ぎた(メンテナンス未受診)

「以前は効果があったが、再びいびきが戻ってきた」という場合は、効果が消失したケースです。「最初から効果がなかった」とは原因が異なります。

ナイトレーズの効果持続期間には個人差があり、通常は数ヶ月〜1年程度です。2025年メタ分析(PMC12194654)では、25〜40%の方が12〜24ヶ月後に再治療を必要とした結果が報告されています。効果が戻った場合は、メンテナンス施術を選択肢として担当医師と相談することができます。


「効果なし」と「悪化した」は違う——LAUPとナイトレーズを正直に整理

「ナイトレーズでいびきが悪化した」という情報を見て不安を感じた方へ、正確な情報をお伝えします。「効果がなかった」と「いびきが悪化した」は、医学的に別の話です。

インターネット上で見られる「レーザー治療でいびきが40%悪化した」という情報の多くは、LAUP(ラウプ:Laser-Assisted Uvulopalatoplasty、口蓋垂(こうがいすい:のどちんこ)レーザー成形術) という、口蓋垂を切除する手術に関する古い研究データに基づいています。ナイトレーズとは施術の種類が根本的に異なります。

2つの施術の主な違いは以下の通りです。

比較項目LAUPナイトレーズ
施術タイプ切除型(組織を取り除く)非切除型(熱収縮で引き締める)
組織への作用口蓋垂・軟口蓋を切除・焼灼粘膜をEr:YAGレーザーで加熱・収縮
有害事象の報告長期的な気道構造変化が報告された研究あり重大有害事象の報告なし(下記データ参照)

ナイトレーズの安全性については、Picavet 2023 RCT(PMC9813098)でナイトレーズ群(n=20)に悪化症例・合併症はなかったと報告されています。2025年メタ分析(PMC12194654)においても、重大有害事象の報告はありませんでした。

ただし、同メタ分析のエビデンスの質はGRADE評価で「低〜非常に低品質」に分類されており、長期データは限られています。施術中〜直後に口腔内の灼熱感・一時的な乾燥・違和感が生じることがあります。これらはいびきの「悪化(AHI増加)」とは異なる、一時的な反応です。

「ナイトレーズが絶対に悪化させない」とは言い切れませんが、現時点の研究では重大な悪化報告は確認されていません。不安がある場合は、担当医師と十分に確認した上で施術を判断してください。


次にどうすればいい?——3分岐で考える行動プラン

効果が出なかった理由がどのケースに当たるかによって、次の行動は3つに分かれます。まず自分の状況を確認し、適切な行動を選んでください。

分岐1——施術回数・間隔の問題だった可能性(ケース2・5)

以下に当てはまる方は、回数・間隔の見直しが選択肢になります。

  • 1〜2回しか受けていない
  • 前回から1年以上経過している(メンテナンス未受診)
  • AHI 15未満・BMI 30以下・鼻の状態に問題がない

この場合は、適応を改めて確認した上でカウンセリングで相談することが有効です。当院での無料カウンセリングでも、現在の状態を確認しながら適応かどうかをご説明することができます。

適応を改めて確認したい方は、当院の無料カウンセリングでご相談ください。

分岐2——鼻づまり・体重が主因だった可能性(ケース3・4)

以下に当てはまる方は、原因への対処を先行させることが重要です。

  • 鼻づまり・アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎の自覚がある
  • BMI が 30 を超えている、または首まわりが太い
  • 寝息はうるさいが無呼吸の指摘はない

この場合は、耳鼻科での鼻疾患治療や体重管理を先行させた上で、改めてナイトレーズの適応を検討することが望ましいです。鼻の状態や体重が改善した後、咽頭の緩みが残っている場合にはナイトレーズが選択肢になる場合があります。

分岐3——SASが主因だった可能性(ケース1・「何回受けても変わらない」方)

以下に当てはまる方は、当院を含むいびき・睡眠外来での精密検査を最優先にしてください。

  • 複数回受けても全く改善しない
  • 無呼吸を指摘されたことがある
  • 日中に強い眠気がある、起床時に頭痛がある
  • AHI 15 以上の検査結果を持っている

この場合、ナイトレーズの適応評価以前に精密検査が必要です。当院のレーザー治療はこの分岐の読者向けには適していません。まず専門機関での検査を受けてください。

医師に確認すべき質問リスト

カウンセリング・受診の際には、以下の点を医師に確認しておくと判断がスムーズです。

  • 自分のAHI(過去に検査を受けたことがあるか)
  • 現在のBMI・体重の推移
  • 鼻づまりやアレルギーの有無・治療状況
  • これまでのナイトレーズの施術回数と間隔

詳しい料金は料金ページをご確認ください。


睡眠時無呼吸症候群(SAS)が疑われる場合

何回受けても全く改善しない方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が隠れている可能性があります。この場合、ナイトレーズの施術回数を増やすより先に精密検査を受けることが重要です。

大きないびき・無呼吸の指摘・日中の強い眠気・起床時の頭痛などが伴う場合は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。中等症以上のSASは循環器疾患や交通事故のリスクと関連するため、当院を含むいびき・睡眠外来での精密検査(簡易検査・PSG(ピーエスジー:終夜睡眠ポリグラフ検査)等)を受けることをお勧めします。CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)等の標準治療と当院のレーザー治療を併用することで、いびき音の軽減・QOL向上といったメリットをご享受いただけます。

SASの主な症状——自己確認リスト

以下の症状に複数当てはまる場合、SASの可能性があります。

  • 大きないびきをかく(家族や同居者に指摘されたことがある)
  • 睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されたことがある
  • 日中に強い眠気があり、会議中や乗り物での居眠りが多い
  • 朝目覚めたときに頭痛がある
  • 夜間に何度もトイレに目が覚める
  • 熟睡した感じがなく、起床時に疲労感が残る

これらの症状が複数重なる場合は、できるだけ早く医療機関を受診することをお勧めします。

AHI(無呼吸低呼吸指数)による重症度の目安

SASの重症度は、AHI(エーエイチアイ:1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数)で分類されます(日本呼吸器学会・日本睡眠学会「SASの診療ガイドライン2020」に準拠)。

重症度AHIの目安ナイトレーズの適応
正常5未満状況により検討可能
軽症SAS5〜14回/時間適応評価の対象となる場合がある
中等症SAS15〜29回/時間CPAP等との併用でメリット享受可能
重症SAS30回以上/時間CPAP等との併用でメリット享受可能

中等症以上(AHI 15以上)は、CPAP療法等の標準治療との併用でレーザー治療のメリット(いびき音の軽減・QOL向上)をご享受いただけます。CPAP治療を中断せず、当院を含むいびき・睡眠外来で標準治療と組み合わせる形でご検討ください。

中等症以上のSASが持つ健康リスク

中等症以上のSASを放置した場合、以下のリスクが上昇することが知られています(医療機関受診を促す目的での情報提供です)。

  • 高血圧・心臓病・脳卒中等の循環器疾患のリスク増加
  • 交通事故・産業事故のリスク増加(日中の眠気による)
  • 糖尿病・代謝疾患との関連

これらのリスクは、適切な治療(CPAPや外科的治療)によって管理できます。「ナイトレーズで何とかなる」と判断して専門医受診を先延ばしにすることは避けてください。

精密検査の流れと費用の目安

SASの診断は通常、以下の流れで行われます。

  1. 簡易検査:自宅で行う携帯型装置による1泊の検査。保険診療の対象。
  2. PSG(終夜睡眠ポリグラフ検査):医療機関に入院または通院して行う精密な検査。保険診療の対象。

いずれも保険診療で受けられます。検査費用は医療機関や加入保険によって異なりますが、保険適用により自己負担を抑えられます。まずは当院を含むいびき・睡眠外来にご相談ください。

いびきとSASの違い・セルフチェックも参考にしてください。


後悔しないクリニック選びの視点——未承認機器を「正直に明示しているか」を確認する

クリニックを選ぶ際に確認しておきたい4つのポイントをまとめます。「当院が優れている」という比較ではなく、読者が医師に確認すべき質問の視点でお伝えします。

チェックポイント1:未承認医療機器であることを説明しているか

ナイトレーズに使用する機器・プロトコルは、日本国内では薬機法上の承認を受けていません。この事実を正面から説明し、医療広告ガイドラインの「限定解除4項目(未承認機器・入手経路・国内承認機器の有無・諸外国の安全性情報)」を開示しているかを確認してください。

チェックポイント2:中等症以上SAS患者にCPAP併用を提案しているか

中等症以上のSASが疑われる患者に対して、レーザー治療単独ではなく、当院を含むいびき・睡眠外来でCPAP等の標準治療との併用を提案する体制があるかを確認してください。標準治療と補助的なレーザーの組み合わせで、いびき軽減・QOL向上のメリットが得られる誠実な対応です。

チェックポイント3:「向かないケース」を事前に説明しているか

「どのような場合は向かないか」「何回受ければ適応を判断できるか」をカウンセリング時に明示してくれるかを確認してください。効果保証や施術回数の押し付けをしないクリニックが信頼できる指標になります。

チェックポイント4:監修医師の専門領域が明示されているか

「いびき治療専門医」「睡眠専門医」という表記は、国内に正式に定められた資格ではありません。クリニックのウェブサイトに存在しない資格が表示されている場合は、医療広告ガイドライン上の問題がある可能性があります。担当医師の実際の専門領域(美容外科・美容皮膚科等)と施術の実績を確認することをお勧めします。

当院では上記の点について、カウンセリング時にご説明しています。詳細はナイトレーズのダウンタイム・副作用の記事もご参考ください。


よくある質問(FAQ)

Q1. ナイトレーズを1回受けたが効果がなかった。これは失敗ですか?

1回で効果を判断するのは、多くの場合早い段階です。標準的なプロトコルは複数回の施術を想定しており、1回目から大きな変化を感じる方は少ない傾向があります。ただし、「回数を重ねれば必ず効果が出る」とは言えません。中等症以上のSASや鼻いびき型がケースとして重なる可能性もあるため、担当医師に適応の再確認と併用治療の可否を相談することをお勧めします。

Q2. 何回受ければナイトレーズの効果がわかりますか?

標準的なプロトコルは、一定間隔で複数回(3回程度)の施術を受けることが一般的です。ただしプロトコルはクリニックや状態によって異なるため、詳細はカウンセリングでご確認ください。3回受けても全く変化がない場合は、他のケース(SAS・鼻いびき型・肥満型など)が主因の可能性を医師と相談することが大切です。

Q3. ナイトレーズの効果はどのくらい続きますか?すぐ戻りましたが?

効果の持続期間には個人差があり、通常は数ヶ月〜1年程度です。2025年メタ分析(PMC12194654)では、25〜40%の方が12〜24ヶ月後に再治療を必要としたと報告されています。「以前は効果があって戻った」場合はメンテナンス施術が選択肢です。「最初から全く効果がなかった」場合は別の原因が考えられます。

Q4. 鼻づまりがある場合、ナイトレーズは受けないほうがよいですか?

鼻づまりが主原因のいびきには、ナイトレーズが直接作用しません。鼻づまりが主原因と疑われる場合は、まず耳鼻科での鼻疾患治療を先行させてください。鼻の状態が改善してから、咽頭の緩みが残る場合にナイトレーズを検討される際には、カウンセリングでご相談いただけます。

Q5. BMIが高いとナイトレーズは効きにくいですか?

2025年メタ分析(PMC12194654)では、BMIが30を超える方で効果が出にくい傾向が報告されています。体重管理との組み合わせが有効な場合があり、カウンセリングで状態を確認することをお勧めします。「体重が下がれば必ず効果が出る」とは言えませんが、体重管理はいびき全体の改善に有効であることが知られています。

Q6. SASがある場合、ナイトレーズは受けられますか?

軽症SAS(AHI 5〜14)は適応評価の対象となる場合があります。中等症以上(AHI 15以上)でも、当院を含むいびき・睡眠外来で精密検査を受けてAHIを確認したうえで、CPAP等の標準治療とレーザー治療の併用でメリット(いびき軽減・QOL向上)をご享受いただけます。まず精密検査を受けてAHIを確認することが重要です。

Q7. 「いびきが悪化した」という情報を見たが本当ですか?

「40%悪化した」などの情報の多くは、LAUP(口蓋垂レーザー成形術:組織を切除する手術)に関する古い研究データに基づいています。ナイトレーズ(非切除型)とは根本的に異なる施術です。Picavet 2023 RCT(PMC9813098)ではナイトレーズ群に悪化症例は報告されていません。ただし、どの施術にも個人差やリスクはあります。担当医師と十分に確認した上で判断してください。

Q8. 扁桃腺を摘出した人はナイトレーズを受けられますか?

扁桃腺の摘出歴がある場合、軟口蓋周辺の組織構造が変化しているため、照射対象や効果の見込みに個人差が大きくなります。事前カウンセリングで口腔内の状態を確認することが必要です。断定はできませんが、摘出歴だけで施術を一律に除外するものではありません。


まとめ

ナイトレーズで効果が出なかった場合の原因は、「適応外(SASが主因)」「回数不足」「鼻いびき型」「肥満型」「効果消失」の5つのケースに整理できます。ケースによって次の行動は異なります。

  • 回数・間隔の問題が疑われる方 → 適応を確認した上で再カウンセリング
  • 鼻づまり・体重が主因の方 → 耳鼻科での治療・体重管理を先行
  • 「何回受けても変わらない」「無呼吸を指摘されたことがある」方 → 当院を含むいびき・睡眠外来での精密検査を最優先

当院のレーザー治療は単純いびきや軽症いびきを主な対象としています。中等症以上のSASの方は、CPAP等の標準治療との併用でレーザー治療のメリットをご享受いただけます。大きないびき・無呼吸・日中の強い眠気・起床時の頭痛などがある方は、当院を含むいびき・睡眠外来で精密検査をお受けください。


自分がナイトレーズの適応に当てはまるかどうかを確認したい方は、当院の無料カウンセリングでご相談ください。

無料カウンセリングを予約する LINEで相談する


参考文献

  1. Picavet V, et al. "Laser-Assisted Uvulopalatoplasty Versus NightLase for Snoring: A Randomized Controlled Trial." European Archives of Oto-Rhino-Laryngology. 2023;280(3):1417-1425. PMC9813098
  2. [要確認:著者・正式タイトル] "Systematic Review and Meta-Analysis on NightLase for Snoring and Obstructive Sleep Apnea." Journal of Clinical Medicine. 2025. PMC12194654
  3. 日本呼吸器学会・日本睡眠学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」
  4. アイシークリニック「ナイトレーズ経験者300名への調査」PRtimes公表データ(出典URL:[要確認])

未承認医療機器に関する重要なお知らせ

当院でのナイトレーズ施術を検討されている方に向けて、医療広告ガイドラインに基づき以下の4項目をお知らせします。

1. 未承認の医療機器・プロトコルであること

当院が使用する Fotona Night Lase Duo および NightLase プロトコルは、日本国内において薬機法上の承認を受けていない機器・プロトコルです(2026年5月時点)。

2. 入手経路

本機器はスロベニアの Fotona 社の海外正規代理店を通じた輸入品です。

3. 国内承認機器の有無

いびき治療を適応として日本国内で薬機法上の承認を受けている医療機器は、現時点では存在しません。

4. 諸外国での安全性等に係る情報

ナイトレーズ(NightLase)は欧州・北米を中心に臨床使用されており、Picavet 2023 RCT(PMC9813098)では施術群に重大有害事象・悪化症例は報告されていません。2025年の系統的レビューおよびメタ分析(PMC12194654)においても、重大有害事象の報告はありませんでした。ただし、これらのエビデンスの質はGRADE評価で「低〜非常に低品質」とされており、長期安全性データは限られています。

なお、妊娠中の方・口腔内に疾患がある方・特定の薬剤を服用中の方は、施術の対象とならない場合があります(授乳中の方は施術可能です)。施術前にインフォームドコンセント(説明と同意)を文書で行い、同意書を取得しています。


免責事項

本記事は AI Beauty Clinic 院長・尾崎宥文(美容外科医)の監修のもとに作成しています。掲載内容は情報提供を目的としており、個別の診断・治療を保証するものではありません。大きないびき・無呼吸・日中の強い眠気などの症状がある方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があるため、当院を含むいびき・睡眠外来でご相談ください。当院の自由診療レーザー治療は単純いびき・軽症いびきを対象とし、CPAP療法等の標準治療を置き換えるものではありません。

関連記事