いびき治療の種類を比較——レーザー・マウスピース・CPAP・手術の違いと選び方

公開: 著者: 編集部

監修: 尾崎 宥文

院長

日本美容外科学会(JSAS)会員

監修:尾崎 宥文(AI Beauty Clinic 院長 / 美容外科医) 京都大学医学部医学科卒業。日本赤十字社医療センター、東京大学医学部附属病院 麻酔科・痛みセンターを経て、AI Beauty Clinic 院長に就任。美容外科・美容皮膚科を専門とし、自由診療のいびきレーザー治療を提供している。


「レーザー、マウスピース、CPAP、手術……どれを選べばいいかわからない」。そう感じている方は多いと思います。いびき治療には大きく4つの選択肢があります。どれが最適かは、症状の重症度と原因によって異なります。大きないびきや無呼吸がある場合は、まず専門医での検査が必要です。この記事では、各治療法の仕組みと適応を中立的に整理します。自分に合う方向性を見つけるための参考にしてください。


まず知っておきたい「重症度で治療法は変わる」

いびきの治療法は、症状の重症度によって適切な選択肢が異なります。「どれがよいか」を考える前に、まず自分のいびきがどの段階にあるかを把握することが大切です。

重症度の4段階分類

いびきの重症度は、AHI(無呼吸低呼吸指数:1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数)を基準に、おおむね以下の4段階に分けられます。日本睡眠学会のガイドラインに基づく分類です。

重症度AHIの目安主な症状の特徴
単純いびきAHI 5未満無呼吸は伴わないいびきのみ
軽症SASAHI 5〜14軽度の無呼吸・低呼吸を伴う
中等症SASAHI 15〜29無呼吸が中程度で日中の眠気が生じやすい
重症SASAHI 30以上無呼吸が頻回で循環器疾患等のリスクが高まる

※SAS(睡眠時無呼吸症候群)とは、眠っている間に呼吸が止まる・浅くなるを繰り返す状態です。

「いびきのみ」と「無呼吸を伴うか」で対応が変わる

単純いびきの方と、無呼吸・低呼吸を伴うSASの方とでは、推奨される治療法が大きく異なります。

  • 単純いびき:気道の振動が主な原因。レーザー治療やマウスピース(自由診療)が選択肢になります。
  • 軽症SAS:CPAP・マウスピース・レーザー治療など複数の選択肢があります。
  • 中等症・重症SAS:CPAP・外科手術等の標準治療が中心になります。レーザー単独では完治は難しい可能性が高いですが、標準治療との併用や補助的な選択肢としてレーザーをご検討いただけます。

自分の重症度がわからない場合は

パートナーから「呼吸が止まっていた」と言われた方や、日中に強い眠気がある方は、SASの可能性があります。AHIは自己判断できる数値ではなく、精密検査(簡易検査またはPSG検査)を受けてはじめてわかります。当院を含むいびき・睡眠外来にご相談ください。自己判断で治療法を選ぶ前に、まず重症度を確認することをお勧めします。


4つのいびき治療法——仕組みと特徴の概要

いびき治療の主な選択肢は、CPAP・マウスピース・レーザー治療・外科手術の4つです。それぞれの仕組みと位置づけを整理します。

CPAPとは——中等症以上SASの標準治療

CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)は、就寝中に鼻や口にマスクを装着し、機械から一定の空気圧を気道に送り続ける治療法です。空気圧で気道が塞がるのを物理的に防ぎます。

中等症以上のSAS(AHI 15以上)に対する標準的な治療として位置づけられており、一定の条件を満たせば保険診療が適用されます。

2026年6月改定予定の保険適用基準(参考)

2026年6月の診療報酬改定により、CPAP保険適用の基準が緩和される予定です。改定後の目安は以下のとおりです(厚生労働省・診療報酬改定関連資料に基づく)。

  • PSG検査(ポリソムノグラフィー:医療機関での精密睡眠検査)でAHI 15以上
  • 簡易検査でAHI 30以上

施行前の時点では「改定予定」の情報としてご確認ください。最新の適用基準は受診する医療機関にお問い合わせください。


マウスピース(口腔内装置)とは——歯科で作製する治療

マウスピース(口腔内装置:OA)は、就寝中に装着することで下顎を前方に押し出し、気道を広げる治療法です。歯科医師が口腔の型をとって作製します。美容クリニックや内科では作製できません。

マウスピースには2種類があります。

  • 保険適用型(上下一体型):SAS(睡眠時無呼吸症候群)の診断を受けた方が対象。いびきのみの症状では保険は使えません。いびき・睡眠外来でSAS診断を受けた上で、歯科に紹介される流れが一般的です。
  • 自由診療型(上下分離型):SAS診断がなくても受診可能です。顎の動きを細かく調整できるタイプが多く、歯科クリニックにより対応が異なります。

旅行や出張が多く持ち運びを重視したい方にも、装置が比較的コンパクトな点が選ばれる理由の一つです。


レーザー治療(ナイトレーズデュオ)とは——切らずに粘膜を引き締める

レーザー治療は、口腔内に専用のレーザーを照射し、軟口蓋(なんこうがい:のどの奥の柔らかい部分)や口蓋垂(こうがいすい:いわゆる「のどちんこ」)の粘膜を熱で引き締める施術です。粘膜内のコラーゲンが収縮することで気道が広がり、いびきの軽減が期待できます。

当院で使用しているのは、スロベニア Fotona 社の Fotona Night Lase Duo(ナイトレーズデュオ) です。Er:YAGレーザーの SMOOTHモード で軟口蓋・口蓋垂・咽頭後壁を熱刺激し、続いて Nd:YAGレーザーの PIANOモード で深部組織に熱を伝達する、二重波長のプロトコルです。

  • 切開・縫合なし、麻酔なし(または表面麻酔のみ)の日帰り施術
  • 施術時間の目安は30〜60分程度(個人差あり)
  • 複数回の通院が目安(3〜12回、個人差あり)
  • 効果の持続期間は通常数ヶ月〜1〜2年程度。定期的なメンテナンス施術が必要なケースがあります

薬機法上の承認状況については記事末尾の「未承認医療機器に関する重要なお知らせ」をご確認ください。

仕組みの詳細はナイトレーズデュオの仕組み・効果・回数を解説をご覧ください。


外科手術(UPPP・扁桃摘出・鼻手術等)とは——物理的に気道を広げる

外科手術は、いびきや無呼吸の原因となっている組織を切除・整形し、気道を物理的に広げる治療法です。主な術式は以下のとおりです。

  • UPPP(口蓋垂軟口蓋咽頭形成術:くちがいすいなんこうがいいんとうけいせいじゅつ):軟口蓋・扁桃・口蓋垂の一部を切除する手術。数日の入院が必要なケースが多い。
  • 扁桃摘出術:扁桃肥大がある場合に有効。子どもから大人まで適応あり。
  • 鼻中隔矯正術・下鼻甲介切除術:鼻の通りを改善する手術。日帰り可能な術式もある。

保険診療の対象となる条件(SAS診断・CPAP不耐など)があり、詳細は手術対応の医療機関での診察が必要です。なお、外科手術は当院では提供しておりません。手術をご検討の方は外科手術対応の医療機関へのご相談をお勧めします。


4治療法の中立比較表

4つの治療法を主な観点から整理した表です。どの治療法が適応になるかは、症状の重症度や原因によって異なります。表はあくまで一般的な基準をまとめたものです。

評価軸CPAPマウスピース(保険)マウスピース(自由診療)レーザー治療(NightLase系)外科手術
主な適応重症度中等症〜重症SAS軽症〜中等症SAS単純いびき〜軽症SAS単純いびき〜中等症SAS(中等症以上は完治困難でも改善は見込める)中等症以上SAS・器質的原因あり
保険/自由診療保険診療(条件あり)保険診療(SAS診断が前提)自由診療自由診療保険診療(条件あり)
施術方法マスク装着(毎晩)装置着用(毎晩)装置着用(毎晩)レーザー照射手術(切開)
入院の要否不要不要不要不要術式により数日の入院が必要なケースあり
ダウンタイムの目安なしなし(顎の違和感が生じる場合あり)なし(顎の違和感が生じる場合あり)なし〜軽微(口腔内の一時的な違和感)術式により数日〜数週間
通院回数の目安月1回程度(継続管理)作製時数回+定期調整作製時数回+定期調整3〜12回程度(個人差あり)手術1回+術後通院
費用保険診療(医療機関にお問い合わせください)保険診療(医療機関にお問い合わせください)料金ページ参照料金ページ参照保険診療(医療機関にお問い合わせください)

注記: 評価は一般的な適応基準(日本睡眠学会ガイドライン等)に基づくものです。個々の症状・状態によって適応が異なります。詳細は医師・歯科医師にご相談ください。


治療法選択フローチャート——症状と状況で絞り込む

「自分にはどの治療が合うのか」を整理するための参考フローです。あくまで目安であり、最終的な判断は必ず医師にご相談ください。


【ステップ1】大きないびき・無呼吸・日中の強い眠気はありますか?

はい → 当院を含むいびき・睡眠外来にご相談ください
          ↓
         精密検査(簡易検査またはPSG)でAHIを確認し、治療法を医師と相談する

いいえ(単純いびきの疑い)→ ステップ2へ

【ステップ2】装置を毎晩使うことに抵抗がありますか?

はい(装置なしで試したい)→ レーザー治療(NightLase系)を検討
                              ※ 自由診療・複数回通院が必要

いいえ(装置でも構わない)→ ステップ3へ

【ステップ3】保険診療を希望しますか?

はい → まずSAS診断の有無を確認する
          ↓ SAS診断あり → CPAP・保険マウスピースの適応を医師と相談
          ↓ SAS診断なし → 保険適用の前提となる検査を受けることを検討

いいえ(自由診療でも可)→ マウスピース(自由診療型)・レーザー治療を検討

【ステップ4】手術も選択肢に入れていますか?

はい → 手術対応の医療機関に相談し、器質的原因(扁桃肥大・鼻中隔弯曲等)の有無を確認する

いいえ → レーザー治療・マウスピースを優先的に検討

CPAPを使っているが合わないと感じている方

すでにCPAP治療を開始している方で、装着感や使い続けることに難しさを感じている場合は、代替治療の選択肢があります。CPAPが合わない人への代替治療も参考にしてください。

このフローはあくまで参考です。症状の判断と治療選択は必ず医師にご相談ください。個々の状況によって最適な方法が異なります。


睡眠時無呼吸症候群(SAS)が疑われる場合——早めにいびき・睡眠外来へ

大きないびきや日中の強い眠気がある方は、SAS(睡眠時無呼吸症候群)の可能性があります。セルフチェックの目安と、受診の流れを整理します。

SAS疑いのサイン

次のような症状が複数当てはまる方は、SASの可能性を考える必要があります。

  • 大きないびきを周囲から指摘される
  • 睡眠中に呼吸が止まっていると言われたことがある
  • 日中に強い眠気があり、仕事・運転中に眠くなる
  • 朝起きたときに頭痛・口の渇きがある
  • 夜中に何度も目が覚める

いびきとSASの違いをチェックも参考にしてください。

SASを放置するリスク

SAS(特に中等症以上)を放置すると、以下のリスクが高まることが報告されています(日本睡眠学会・公的機関のガイドラインに基づく)。

  • 高血圧・心疾患・脳卒中などの循環器疾患リスクの上昇
  • 糖尿病などの生活習慣病との関連
  • 日中の過度な眠気による交通事故・労働災害のリスク

過度に不安を煽る意図はありませんが、中等症以上のSASは生活の質に大きく影響する場合があります。早期の対応が重要です。

精密検査の種類

SASの診断には、主に2種類の検査があります。

  • 簡易検査(携帯型モニター検査):自宅で実施できる検査。指先にセンサーを装着して血中酸素濃度・気流・呼吸数などを計測します。
  • PSG(ポリソムノグラフィー):医療機関に1泊して行う精密検査。脳波・眼球運動・筋電図なども含む詳細な計測が可能です。

当院のレーザー治療の適応範囲について

当院のレーザー治療は、単純いびきや軽症のSASを対象としています。CPAP療法等の標準治療を置き換えるものではありません。中等症以上のSAS(AHI 15以上)の方は、レーザー単独では改善は見込めるものの完治までは難しい可能性が高いため、当院を含むいびき・睡眠外来でご相談ください。当院はいびき・睡眠外来の一つとして自由診療のレーザー治療をご提供しており、標準治療(CPAP等)との併用や補助的なレーザー治療の適否を診察でご相談いただけます。

受診する診療科がわからない方は、いびきは何科に行けばよい?をご参照ください。


各治療の向いている人・向いていない人

各治療法には、それぞれ適している状況と適さない状況があります。どの治療が「自分に当てはまるか」の参考にしてください。

CPAPが向いている人・向いていない人

向いている方

  • 中等症以上のSAS(AHI 15以上)の診断を受けている方
  • 保険診療で治療を進めたい方
  • 確立された標準治療を選びたい方

向いていない(または限界がある)方

  • マスクの装着感が強く、使い続けることが難しい方
  • 単純いびきや軽症SASの方(CPAP適応外となるケースがある)
  • 出張・旅行が多く、機器を持ち運ぶことが難しい方

CPAPが合わないと感じている場合は、CPAPが合わない人への代替治療もご参照ください。


マウスピースが向いている人・向いていない人

向いている方

  • 軽症〜中等症SASの診断がある方
  • 歯ぎしりも併発している方(マウスピースで両方に対応できる場合がある)
  • 旅行・出張が多く、コンパクトな装置を希望する方

向いていない(または限界がある)方

  • 重症SAS(AHI 30以上)の方(マウスピース単独では不十分な場合が多い)
  • 顎関節症がある方・歯の欠損が多い方(作製・使用が難しい場合がある)
  • 歯科受診が困難な方(作製は歯科医師が行うため)

レーザー治療(NightLase)が向いている人・向いていない人

向いている方

  • 単純いびき・軽症SASで、装置を毎晩使うことに抵抗がある方
  • 日帰りで、切らない施術を希望する方
  • まず切らない選択肢を試してみたい方

向いていない(または限界がある)方

  • 中等症以上のSAS(AHI 15以上)の方(レーザー単独では改善は見込めるが完治は難しい可能性が高い。標準治療との併用でご検討ください)
  • 妊娠中の方・口腔内に疾患がある方・特定の薬剤を服用中の方(授乳中の方は施術可能です)
  • 効果に個人差があることを許容できない方(効果が現れない場合もあります)

NightLaseの詳細な適応についてはNightLaseの適応を詳しく確認するをご覧ください。

また、当院でのNightLaseについて詳しくはこちらをご覧ください。


外科手術が向いている人・向いていない人

向いている方

  • 扁桃肥大・鼻中隔弯曲(びちゅうかくわんきょく:鼻の仕切りが曲がっている状態)等、器質的な原因が明確な方
  • CPAPやマウスピースに不耐(使用が難しい)で、かつ中等症以上SASの方

向いていない(または限界がある)方

  • ダウンタイム(術後の回復期間)が取れない方
  • 肥満や軟部組織の問題が主な原因の場合(術後に再発するリスクがある)

なお、外科手術は当院では提供しておりません。手術をご検討の方は外科手術対応の医療機関にご相談ください。


治療法の選択で知っておきたい補足事項

治療法を選ぶ際に見落とされがちなポイントを4つ補足します。

「いびきだけ」では保険が使えない

CPAPもマウスピース(保険適用型)も、SAS(睡眠時無呼吸症候群)の診断(AHI基準での判定)が保険適用の前提です。「いびきの音が大きい」だけでは保険適用になりません。単純いびきを主訴として治療を希望する場合は、自由診療の選択肢(マウスピース自由診療型・レーザー治療等)を検討することになります。

マウスピースは「歯科」で作製する

美容クリニックや内科では、マウスピース(口腔内装置)の作製はできません。いびき・睡眠外来でSAS診断を受けた後、歯科に紹介される流れが一般的です。自由診療型もいびき対応の歯科クリニックで作製します。

体位療法・生活習慣改善も補助的に有効な場合がある

仰向けで寝るといびきが悪化する「体位依存型いびき」の方には、横向き寝が補助的に有効なケースがあります。飲酒習慣の見直しや肥満の改善も、いびきの軽減に寄与することが報告されています。ただし、体位療法や生活習慣改善は単独の治療としてではなく、他の治療の補助的な手段として位置づけられます。

治療法の組み合わせという選択肢

一つの治療法だけでなく、複数を組み合わせることが推奨されるケースもあります。例えば、CPAP使用と生活習慣改善の組み合わせ、マウスピース使用と体位療法の組み合わせなどです。どの組み合わせが適切かは、症状・原因・生活スタイルによって異なります。主治医とよく相談の上で判断することをお勧めします。


よくある質問(FAQ)

Q1. いびき治療は保険が使えますか?

保険が適用される治療と、自由診療の治療があります。

  • CPAP:SAS(睡眠時無呼吸症候群)の診断(AHI基準)があれば保険適用。「いびきのみ」では保険は使えません。
  • マウスピース(上下一体型):SAS診断後に歯科で作製する場合に保険適用となります。「いびきのみ」では不可です。
  • 外科手術:SAS診断・CPAP不耐等の条件を満たせば保険診療が可能です。
  • レーザー治療:自由診療です。保険適用はありません。

Q2. レーザーとマウスピース、どちらが効果がありますか?

どちらが優れているとは一概に言えません。適応が異なるため、重症度や原因・生活スタイルによって使い分けることが大切です。

  • レーザー治療:装置を使いたくない方・単純いびき・軽症SASの方に選ばれる傾向があります。複数回の通院が必要で、効果に個人差があります。
  • マウスピース:SAS診断がある方が保険で使える選択肢。旅行・出張が多い方にも適しています。

どちらの治療も「必ず効果が出る」ものではなく、個人差があります。カウンセリングで状況を確認した上でご判断ください。


Q3. CPAPが合わない場合、代わりになる治療はありますか?

軽症〜境界域のSASや単純いびきの方では、マウスピース・レーザー治療・外科手術が代替の選択肢として検討されることがあります。中等症以上のSASの場合は、代替治療の適応について専門医との相談が必要です。詳しくはCPAPが合わない人への代替治療まとめもご参照ください。


Q4. いびきの手術は入院が必要ですか?

術式によって異なります。UPPP(口蓋垂軟口蓋咽頭形成術)は数日の入院が必要なケースが一般的です。鼻中隔矯正術などは日帰り可能な術式もあります。詳細は手術対応の医療機関にご確認ください。


Q5. レーザー治療の効果はどれくらい続きますか?

個人差があり、通常数ヶ月〜1年程度とされています。効果が持続する期間には個人差があり、定期的なメンテナンス施術が必要なケースがあります。「永続的に効果が続く」という保証はできません。詳しくはカウンセリングでご相談ください。


Q6. マウスピースはどこで作ればいいですか?

  • 保険適用型(上下一体型):いびき・睡眠外来でSAS診断を受けた後、歯科医師に紹介・作製してもらいます。
  • 自由診療型(上下分離型):いびき対応の歯科クリニックで相談・作製できます。

なお、美容クリニックや内科では作製できません。


Q7. SASと診断されていなくてもレーザー治療を受けられますか?

単純いびきの方は、SAS診断がなくても当院のレーザー治療をご相談いただけます。ただし、大きないびき・無呼吸・日中の強い眠気など、中等症以上のSASが疑われる症状がある方は、当院を含むいびき・睡眠外来でご相談ください。


Q8. CPAP保険適用の基準は2026年から変わりましたか?

2026年6月の診療報酬改定(改定予定)により、CPAP保険適用のAHI基準が緩和される予定です。

  • PSG検査:AHI 15以上(従来は20以上)
  • 簡易検査:AHI 30以上(従来は40以上)

本記事公開時点では施行前のため「改定予定」として記載しています(厚生労働省・診療報酬改定関連資料に基づく)。施行後は最新の基準を受診先の医療機関にご確認ください。


まとめ——治療法選択のポイント

いびき治療の4選択肢を整理すると、次のようにまとめられます。

  • CPAP:中等症以上SASの標準治療。保険適用(SAS診断が前提)。
  • マウスピース:軽症〜中等症SASに適応。保険型は歯科で作製(SAS診断が前提)。
  • レーザー治療(NightLase系):単純いびき・軽症SASに適応。切らない日帰り施術。自由診療。
  • 外科手術:器質的原因がある場合・CPAP不耐の中等症以上SASに適応。手術対応の医療機関で相談。

いずれの治療も、適応と限界があります。「自分に合う治療はどれか」は、症状の重症度・原因・生活スタイルを踏まえて、専門医と相談しながら決めることをお勧めします。


受診についてのご案内

中等症以上のSASが疑われる方へ

当院を含むいびき・睡眠外来にご相談ください。精密検査(簡易検査またはPSG)でAHIを確認した上で、適切な治療法を医師と相談してください。


単純いびき・軽症いびきで、切らない選択肢を検討されている方へ

当院(AI Beauty Clinic)では、NightLaseプロトコルを用いたレーザー治療(自由診療)を提供しています。まずは無料カウンセリングでご状況をお聞かせください。

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詳しい料金は料金ページをご確認ください。


参考情報

  • 日本睡眠学会 睡眠時無呼吸症候群(SAS)診療ガイドライン
  • 日本呼吸器学会 睡眠時無呼吸症候群(SAS)診療ガイドライン
  • 厚生労働省 診療報酬改定関連資料(2026年6月改定予定分)
  • Fotona社 NightLaseプロトコル関連公開資料

※各参考情報の最新版は各学会・機関の公式サイトをご確認ください。


未承認医療機器に関する重要なお知らせ

当院でのレーザー治療を検討される前に、薬機法上の重要事項をお伝えします。医療広告ガイドラインに基づき、以下の4項目を開示します。

1. 未承認の医療機器・プロトコルであること

当院で使用するFotona Night Lase Duoのいびき治療用プロトコル(NightLase)は、いびき治療を適応として日本国内では薬機法上の承認を受けていません(2026年5月時点)。未承認の機器・プロトコルを用いた自由診療として提供しています。

2. 入手経路

Fotona Night Lase Duoは、海外正規代理店を通じた輸入機器です。

3. 国内承認機器の有無

いびき治療を適応として、日本国内で薬機法上の承認を受けている医療機器は現時点では存在しません。

4. 諸外国での安全性等に係る情報

NightLaseプロトコルは欧米を中心に使用実績があり、Fotona社の公開資料等において現時点で重大な有害事象の報告は確認されていません。ただし、施術に伴う一般的なリスク・副作用として以下が報告されています。

  • 施術中・施術後の口腔内の熱感・痛み
  • 一時的な口腔内の乾燥・違和感
  • 効果の個人差(効果が現れない場合があります)
  • 効果の持続期間の個人差(通常数ヶ月〜1年程度、メンテナンス施術が必要なケースあり)

なお、妊娠中の方・口腔内に疾患がある方・特定の薬剤を服用中の方は、施術の対象とならない場合があります(授乳中の方は施術可能です)。カウンセリング時に必ずお申し出ください。


免責事項

本記事はAI Beauty Clinic 院長・尾崎宥文(美容外科医)の監修のもとに作成しています。掲載内容は情報提供を目的としており、個別の診断・治療を保証するものではありません。大きないびき・無呼吸・日中の強い眠気などの症状がある方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があるため、当院を含むいびき・睡眠外来でご相談ください。当院の自由診療レーザー治療は単純いびき・軽症いびきを対象とし、CPAP療法等の標準治療を置き換えるものではありません。


監修:尾崎 宥文(AI Beauty Clinic 院長 / 美容外科医) 京都大学医学部医学科卒業。日本赤十字社医療センター、東京大学医学部附属病院 麻酔科・痛みセンターを経て、AI Beauty Clinic 院長に就任。美容外科・美容皮膚科を専門とし、自由診療のいびきレーザー治療を提供している。

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